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- 自律神経計測システム使用例3-注射の接種時に対する自律神経の変化

注射の接種時に対する自律神経の変化
ペインクリニック科が行う神経ブロック注射接種時の自律神経の流れ及び変化等を見たい。
神経ブロック注射治療とは、痛みの元の神経に直接局所麻酔薬を注入することで、神経が休まりそれにより血流が増え、痛みの出ている神経の正常化を促進します。
神経ブロックとは局所麻酔薬を使って、痛みを出している神経に直接又は、その神経の近くにお薬を注射して痛みの伝達を遮断する治療法です。単なる麻酔ではなく、痛みを治す効果があります。
ブロック注射は、決して神経を切断するような方法ではなく、「痛みの情報」だけを一時的に中断します。興奮を抑え、痛みで傷ついた部位を効果的に治療する方法です。
≪ハートリズムスキャナーPEの場合≫
- 神経ブロック注射接種前-何らかの疾患により、痛みを伴っている状態
- 神経ブロック注射接種時
- 神経ブロック注射接種後-薬液が効いて痛みが一時的に治まっている状態
1→2→3と測定することによって自律神経の状態の変化を3段階で把握する事は可能です。
2については、注射針や薬液が体内に浸透している状態を含めた5分間の心拍変動解析の平均値が結果として表示される。
◦プロトコルを作成する
◦テスト内容順に計測する
〈注射前〉
〈注射時〉
〈注射後〉
◦結果画面例
≪HRV-LIVEの場合≫
上記における1→2→3の流れを連続して測定する事が出来る為、薬液の効き目をリアルタイムで把握することが出来ます。
且つ特定した箇所にマーカーを付けることで知りたい時点のデータをいくつでもどの時点でも結果表示する事が可能です。
結論
使用例3の場合、ご使用頂く機種はハートリズムスキャナーPEでもHRV-LIVEでもどちらでもご使用頂く事が出来ます。
研究の目的や使い勝手によって機種を選択する事が可能です。
【測定環境、測定条件における注意事項】
測定は安静座位の状態で通常行って頂き、気温や温度、湿度、明るさ等、測定環境等が極力同一であることが望ましいです。
測定条件の例を挙げますと、向精神薬を服用しない状態で排尿後(排尿が溜まっていない状態)か否か、食事を摂ってからの経過時間など様々な状態において同一条件が適切とされています。
記事提供:有限会社アトランティック
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